このお仕事をしていると、突然に、予期もせず、大事にしていた動物さんとのお別れに立ち会うことがあります。それが事故であったり、病気であったりで人間も同じですが。

最近そういうのが続いたりしていて、仕事柄覚悟というか頭ではそういうことがあると理解しているつもりでも、ふといつもそばにまとわりついているギズモがいなくなってしまったら・・・。と考えてしまいました。

椅子に座ると必ず膝に乗るため急いで走ってくることや他の部屋に行くと知らない間についてきていてびっくりすること、旅行の時お留守番させて帰るとしばらくすこしでも離れると不安そうに啼くことなど。10年以上いつも普通にあることが無くなってしまうっていうことですが・・・。

そうなると普通にちゃんと仕事できるんだろうか・・とか、茶白模様の猫ちゃんが診察きたら泣いてしまうんじゃないだろうか・・とかいろいろ考えます。

先日亡くなったワンちゃんの飼い主さんからガラス製の獣医師と犬の置物を送っていただきました。

獣医師の人形なんて珍しいです。(歯医者さんとかはよく見かけるけど）こうして気にかけていただけることは本当にうれしい事ですね。

動物さんとのお別れはとても哀しい事ですが、時間が経ってまた新しい子を迎え、「ひぐち動物病院へ行こう」と思ってもらえるように診察していけたらと思います。